市役所で行政改革を担当している職員の日記帳
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EM菌
2008年05月04日 (日) | 編集 |
世間はGW中であり、我が市の観光地にお金を落としてもらって大変結構であります。個人的には出かけるだけ余計にお金がかかるのでとりあえず二日連続引き篭もり中です。

さて、話は変わって昔のブログで書いてきた記事を加筆修正して転載します。や、休みだとネタがないもので・・・。

みなさんはEM菌をご存知でしょうか。

似非科学の最古参として一部で有名な代物でちょっとググれば解るとおり、ありとあらゆる商用化が進んでいます。本来の用途である土壌資材から水質浄化や癌の特効薬まで・・・なんて恐ろしい。効果の測定は波動測定器で検出できるらしいのです。「波動」ですよ、「波動」、聞いただけで間違いなく疑似科学とわかる代物です。

この手のものは市民団体が大好きで我が市でも精力的に活動している団体がいまして、皆様の税金から補助金が支出されています。そして、このようなある意味宗教じみた世界と行政との関わりは2パターンに別れます。

一つ目は
よく解らないけどいいらしいから補助金出しておくか
という感じで市民団体に補助金が出されるパターン
この場合たいていバックに市長や議員がいらっしゃいます。はい、うちです。

二つ目は
しっかりとした考え方をもった市長や執行部が拒否しているパターン
議員の一般質問等で要求されても強固に拒否し、効果が無いことを公式発表している自治体もあります。


さて、問題は何を目的をしているかです。

考えられる目的その1:水質改善

ぶっちゃけ、これしかないのでしょうが水質改善を目的としています。
では、その効果はあるのか?
行政改革で定番の行政評価では、投入コストに対してその数値的成果を見ます。
水質改善しましたか?生物化学的酸素要求量(BOD)は減少しましたか?
結果は「汚い水が透明になったように見える」

考えられる目的その2:市民満足の向上

これが問題なのです。
市長や議員の票稼ぎを助ける気なんて全くないのですが、ご執心の市民団体は本気で地域の役に立とうと思って努力している(ハズ)です。そういう場合、行政として補助をする。という行為により、たとえ自己満足の活動であったとしてもそれは市民の幸せに繋がるのではないでしょうかということです。

ま、個人的には

一般人を食い物にする似非科学は許せませんけどね。
教育教材としても使われているようですし、放置していい問題ではないと思います。
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